令和6(2024)年推計「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」からみる結婚の価値観とは?
2024/05/15
2024/05/04
2024年4月12日、国立社会保障・人口問題研究所から『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』(令和6(2024)年推計)が発表されました。
2050年にかけて、2030年をピークに世帯数は減少傾向にあると予想されています。
(2050年の総世帯数は約5,261万世帯)
また、一人暮らしとなる単独世帯数は現在と比較して上昇傾向にあります。
(2050年の単独帯数は約2,330万世帯)
さらに、一人暮らしの高齢者の世帯は2050年に約1,084万世帯(同年単独世帯比約46.5%)となり、
そのうち未婚の世帯(高齢未婚単独世帯)数も、男性は約268万世帯、女性は約191万世帯と増加していくと推計されています。
身寄りのない高齢者とならないためにはどのような活動が必要なのでしょうか。
今回は結婚相談所の立場から、日本の世帯数の将来推計に対する結婚への価値観についてご紹介します。
■令和6(2024)年推計「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」の概要
日本の世帯数の将来推計は、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに実施しており、
出生率や死亡率などを基に将来の世帯主率をもとに推計しています。
この結果は、社会保障制度や住宅政策、都市計画など様々な政策立案に活用されています。
今回公表された推計は、令和2(2020)年の国勢調査から、2020~2050年の30年間について将来推計されたものです。
・総世帯数と単独世帯数の動向
今回公表された推計によれば、2050年には総世帯数は約5,261万世帯となり、
2025年からの約4,67万世帯減少する結果となりました。
また、総世帯数のうち、2050年の単独世帯数は約2,330万世帯となり、2025年から34万世帯増加するとされています。
これは、総世帯数と比べると44.3%の割合になります。
1人暮らしが増えていくということは、結婚を選択する人が少なくなっていくということでもあります。
(できる/できないに関わらず、です。)
・高齢者の世帯数と婚姻率の動向
高齢者における世帯数・婚姻状況について見ていきます。
約2,330万世帯の2050年単独世帯の中でも、65歳以上の単独世帯は約46.5%を占め、その数は約1,084万世帯になると類推されています。
高齢単独世帯が増加すると、孤独死のリスク上昇や、介護/医療環境整備の急務、地域コミュニティの希薄化などの社会問題にもつながる可能性があります。
また、一人暮らしの男性高齢者のうち未婚者は約59.7%、女性は約30.2%になるとされています。
今の高齢単独世帯は、一人暮らしではあるものの、別居している子どもや兄弟姉妹がいる割合が高いです。
しかし、"別居している子ども"が高齢者となったときに、近親者が全くいないといった状態となる可能性があると考えられます。
■出生率と婚姻数の減少理由
日本の出生率と婚姻数の減少には、複数の要因があります。
主な理由としては以下と考えています。
- 少子高齢化
本の人口は高齢化が進行しており、結婚適齢期の女性の数が減少しています。
高齢化により、結婚や出産を遅らせる人が増え、出生率が低下しています。 - 経済的な負担
経済的な不安定さや苦境は、結婚や子育てをためらわせる要因です。
結婚や子育てには相応の経済的負担が伴い、
若者が経済的な安定を確保するまで結婚や出産を遅らせる傾向があります。 - キャリア志向
女性の社会進出や教育水準の向上により、
女性が自身のキャリアや個人の目標を追求することが一般的になりました。
このため、結婚や出産を後回しにする傾向が見られます。 - 婚活の困難さ
結婚相手を見つけることが難しくなっていると感じる若者が増えています。
社会の変化や個人のライフスタイルの多様化により、
出会いの場が減少したり、結婚に対するマッチングの難しさをよく耳にします。 - 家族の価値観の変化
最近の日本では、家族の役割や価値観が変化しています。
個人主義や核家族化の進行により、結婚や出産が選択肢の一つとして見られなくなったり、
結婚や子育てに対する意識が変化していると考えられます。
■結婚相談所ができること
私の個人の考え
上記の推計のとおり、日本の2050年は、高齢者の一人暮らしの数が増えます。
現在40歳前後の方が、その中に計算されているのです。
40歳前後と言えば、結婚相談所の婚活を精力的に動いている世代です。
みなさん、一生懸命お相手探しをしています。
その中で、本当にご自身の一生を大切に考えてお相手を決定しようとしているでしょうか?
人生で一番どうにもならないのが「時間」
時間が有限だということに気づかされる今回の将来推計でした。
自分にとって最高にbestなお相手と交際になるまで、お見合いを繰り返していないでしょうか?
betterではダメなのでしょうか?
2050年まであと26年!
今が一番若いのです。今から自分の一番の味方の配偶者と思い出を作りながら2050年を迎えていただきたいと思います。
ただ、実際おひとり様も悪くないと思っています。
気楽で自由で、自立の意識は元気の源にもなるのではないでしょうか。
おひとり様で過ごすことを決める人もいて、
そしてもちろん、「結婚したいから婚活する」と決める人がいて良いのです。
結婚しようと決めたら、とりあえずゴールを決めて、ゴールにたどり着くにはどうしたら良いかを相談して、そして実行していきましょう。
結婚相談所の役割
それでは、結婚相談所が皆さまのお役に立てることは何でしょうか。
マリッジアージュから大きく2つお伝えします。
- マッチング率向上活動
結婚相談所は、独身者が理想のパートナーを見つけるためのサポートを提供します。
マリッジアージュでは、多くの連盟に所属しており、WEB上で約16万人以上の結婚を望む方のデータを見ることが出来ます。(詳細は面談時にお知らせします)
また、マッチング率を上げるために、会員さまのご要望を基に他相談所との精力的な交換会を実施しています。
ご自身だけではなかなか見つけにくいお相手や、プロフィールだけでは伝わらないあなたの特徴など、
アナログだからこそできるマッチング率向上のための活動を行っています。
出生率の低下や婚姻数の減少により、結婚相手を見つけることが難しくなっている人々にとって、
マリッジアージュの活動は有益な手段となっていると考えています。 - 結婚トータルサポート
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